未分類

11 12月 2018

海外現場での5S・KAIZENの進め方

5S(ゴエス)とは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の5文字の頭文字である“S”を取り出し職場環境を常にクリーンにしそこからムダの発見を行いKAIZENに結びつけようとするものであり、KAIZENやTPS(トヨタ生産性システム)の基本の基本である。(参照図表.1)これを海外で教育しようとする場合”S”を活かし「Sort・Set-in-order・Shine・Standardize・Sustain」といって教える。(人によって微妙に単語を変えたりするケースはあるらしい)つまりそのときは5S(ファイブエス)といって教える。

01 11月 2018

経験した暗黙知を伝える海外リスク事例集

海外駐在商社マンの提供価値って何だろう?「地場の人の目線で事業やビジネスの先行きを読み取り、日本側をリードしていくこと」って言うと格好良く聞こえますが、言うは易く行うは難しです。駐在国の空気感、現地の人となり、歴史、風土、文化、習慣などを感じ取り、次に何が起こるかを読み取る職人技のような暗黙知でしょうか。

24 10月 2018

日本人から見たドイツ人、ドイツ人との付き合い方

ドイツと日本は近い国と思っている日本人はたくさんいます。ニュースではEUの枢軸国として、EUの経済の中心として、EUの産業の中心として、ドイツのニュースに接する機会は日常的に多いこともあります。ドイツ車が日本人の身近に走っています。フォルクスワーゲン、BMW, ベンツ、アウディ、そしてポルシェなどなど。日本人があこがれるブランドがズラリ。 とはいっても、ドイツ人とお近づきになる機会はそんなに無いと思います。更には、ドイツ人と付き合うのは難しいと思っている人は少なからずいます。

13 10月 2018

愛すべきインド人気質

インドでの仕事があり、インドの価値観を調べてみたら、インド人気質に対してネガティブな意見が多いことに驚きました。いわく「時間を守らない」「自分勝手」「平気でうそをつく」「目立ちたがり屋」「人の話を聞かない」「質問に遠慮がない」「やたら接近してくる」といった調子です。私にとってのインド人は、愛すべき「フーテンの寅さん」です。時間が早いとか遅いとか、小さなことは気にしない。お天道様の下、誰に遠慮することもなく堂々と生きる。

02 10月 2018

世界と戦うための武器、それは・・・

グローバルビジネスマンの皆さま、GICのHPをご覧いただきどうもありがとうございます。どうぞ気楽にご覧になっていってください。 日夜、世界を相手に戦っている皆さまは、どういったものを武器に戦っていますか?御社独自のスキル、今まで培ってきた経験・人脈、独自の情報網など、様々なものがあると思いますが、皆さまそれぞれに共通して備わっているものがあります。それは世界と闘うための身体的・精神的体力です。これなしには、忙しい日々をサバイブしていくことは困難であると思います。そんな体力を維持するために必要なものの一つは、食べ物だと思います。

30 9月 2018

訪日外国人観光客を呼び込め~飲食店のインバウンドビジネス対応①ハラール~

皆様ご存知の通り近年とみに訪日外国人数が急増しています。政府も東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の目標数を4,000万人に設定しており、今後も多種多様な外国人の訪日が見込まれます。 このような状況下、訪日外国人対応は飲食、宿泊、サービス業において喫緊の課題であり、また大きなチャンスとも言えます。特に飲食業においては、宗教上あるいは慣習や個人の主義・思想による特殊な食事を望む外国人の訪日も考えられます。例えばイスラム教徒の方々です。今回はインバウンド需要の取り込みのうち、イスラム教徒の方々への対応、いわゆる「ハラール対応」に焦点を絞って書き綴ってみます。

28 9月 2018

イスラム教と猫と犬と豚と食

日本人の私たちにとって猫と犬は同じ動物の範疇でかわいいペットですね。世の中には猫派と犬派とがあって、それぞれペットとしてどちらが自分の好みかという感覚だと思います。 一方、世界には多様な宗教があって、その宗教によって、受け入れられる動物または忌み嫌われる動物が決まっていたりします。 世界でもっとも信者の多い宗教はイスラム教ですが、イスラム教では猫は大事にする動物であって、犬は忌み嫌われる動物となっています。 イスラム教国で日本に近い国インドネシアの例を以ってこの課題を見てみましょう。

26 9月 2018

思い込みを排除すると真実が見えてくる。生産性向上のためのコミュニケーション方法

この写真に写っている建物は何でしょうか?リゾートホテルのようにも見えますが、イタリアのミラノにできたスターバックスです。それぞれの持つバイアスによって、事実とは違うものに見えてしまうことがあります。企業の経営者の方の中には、業績が上がらない理由として「うちの従業員はやる気がないから」と個人の性格のせいにしてしまっている方も多いのではないでしょうか。期待するような行動をしない、結果がでない理由は、実はやる気がないのではなく、他にあるかもしれません。今回は、思い込みを排除して、生産性を向上させるためのコミュニケーション方法をご紹介したいと思います。

15 7月 2018

アラビア語の数字の難解さを知っていますか?

私生活では買い物の個数・金額、飛行機の時刻、年齢、家族の数などで数字を使うことが多いです。しかし、それがわからなくなると非常に困ります。筆者は中東で仕事をして、5年目になります。アラビア語が難解なのはわかっていましたが、私生活でよく使う数字も日本語とアラビア語では異なります。異なるだけでなく、紛らわしいので、更に厄介です。以下に詳細を記載します。

06 7月 2018

『インバウンド旅行ビジネスを考える~交流と商売のあいだ~』

『観光客(交流人口)が増えれば地元経済が潤う(だろう)』という発想は間違いです。来訪した観光客は、その地で写真だけ撮り、消費はせずに次の観光地に移動してしまうからです。儲かるのは電車や貸切りバスなどの交通機関だけです。こうならないために、地域観光業が潤うための留意点は、①事前予約②顧客満足③地域連携、の3つです。