皆様ご存知の通り近年とみに訪日外国人数が急増しています。政府も東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の目標数を4,000万人に設定しており、今後も多種多様な外国人の訪日が見込まれます。 このような状況下、訪日外国人対応は飲食、宿泊、サービス業において喫緊の課題であり、また大きなチャンスとも言えます。特に飲食業においては、宗教上あるいは慣習や個人の主義・思想による特殊な食事を望む外国人の訪日も考えられます。例えばイスラム教徒の方々です。今回はインバウンド需要の取り込みのうち、イスラム教徒の方々への対応、いわゆる「ハラール対応」に焦点を絞って書き綴ってみます。